リンカルジャパンの営業担当の宮本です。
今春は桜の開花も早く気温は高めですが、2014年夏に発生した
エルニーニョ現象は弱まりつつ有り、今後はさらに弱まり、
夏の初めには終息し、平常の状態が続く可能性も有る様ですが、
夏の間にラニーニャ現象が発生する可能性が高い様で、今年も
異常気象の発生が予想されています。
今回は弊社の取引先が木質ペレット燃料の製造を始められる会社が
何社か有りますので、一般的な木質ペレット燃料の製造について紹介させて頂きます。
●木質ペレットの製造工程
原料(樹皮・鋸屑・間伐材)を破砕機で微粒子状に粉砕し、乾燥機にて原料の含水量を調整します。
このとき含水量が20%を超えると固まらず、5%を下回ると固まりにくいので10%前後に調整されます。
次にペレタイザ(ペレット成形機)によって圧力を加え成型します。
添加剤は一切使用せずに木に含まれているリグニンが軟化し、セルロースとヘミセルロースが
接着される事で成型されます。成型されたペレットを冷却し完成品になります。
ペレットストーブはペレット燃料の善し悪しに影響されるストーブです。
是非、品質の良いペレット燃料を製造して頂きたいと思います。