2025.05.23雑記
Cat in the box
総務経理課の森田です。
最近は家族でよくボードゲームをして遊んでいます。
近年のボードゲーム人気は凄まじく、国内の新作ボードゲームの年間発売数も10年前は10本以下だったのに対し昨年は200本以上、さらにアマチュア作家の出版数も含めるとその数は1,000本を軽く超えています。
子どもの成長に良い影響があると言われたりもしますが、それ以上に「空いた時間に気軽に家族で遊べる」というだけで単純に楽しいのでおすすめです。
我が家では、食後などによく飲み物片手に遊んでいます。
今回はその中でも私のお気に入りの一本、「Cat in the box」を紹介します。
量子力学の有名な思考実験「シュレディンガーの猫」をモチーフとした日本のデザイナーの作品で、可愛らしい見た目とは裏腹に、どす黒い読み合いを必要とする頭脳派ゲームです。
少し複雑なので万人受けするかというと正直微妙ですが、トリックテイキング(ゲーム内で小さな勝負を繰り返して勝利数を競う)系ゲームの愛好家の間では世界的な人気を誇る名作中の名作です。
全員が数字の書かれたカードを手札から出し、一番大きい数字を出した人が1ポイントもらえる、というシンプルなシステムがベースです。
ただ当然一筋縄ではいかず、出すまで色が確定しないといった独自性や、勝ちすぎてもダメという駆け引き、陣取りや相手のカードを予測して先回りしたりといったインタラクション(妨害)要素のおかげでかなり盛り上がります。
科学をテーマにしたコマやネコのボードも可愛く、棚に置いておくだけでも満足度の高い一作です。
ルールは読むと複雑に思えますが、やってみると意外と単純で、当時6歳の子どもでも一度プレイするとすんなり覚えられました。
一時はプレミアも付いてかなり高騰していましたが、今では再販もあり価格も落ち着いています。
ぜひ遊んでみてください。