先日、お客様の現場でとても珍しいものを拝見しました。
弊社の前身、「三井金物店」時代のノベルティとして配布していたそろばんです。
なんとこのそろばん、通常4つのはずの下段の珠が5つあり、「5つ珠そろばん」と呼ばれるものでした。
日本では昭和初期頃まで使われていた古い形で、下段の珠を5つ上げてから上段の1つを下げることで、1桁の暗算を要さずに確実に計算する仕組みだったと言われています。
何年経ってもこうしてお客様に大切に保管して頂けているということを、とても嬉しく感じました。
販売事務課の森田でした。