2024.05.15雑記
最近買った本
総務経理課の花井です。
連休はゲームをしたり本を読んだり、ダラダラゆっくりしました。
宮部みゆきさんが大好きで特に時代小説を読むのですが、
「三島屋変調百物語シリーズ」にずっとハマっています。
なかなか文庫化せず、読み終わると“宮部みゆきロス”に
陥るのでゆっくり読んだりして我慢していましたが、
ついにハードカバーを買ってしまいました。
でもやっぱりもったいないのでちょっとずつ読んでます(笑)
舞台は江戸の袋物屋。
縁あって招いた人々の体験した怖い話・不思議な話を
「語って語り捨て」「聞いて聞き捨て」ていく、変わり百物語のお話。
人の優しさや温かさを描くのが上手い宮部みゆきさんは、
人の冷たさや残酷さ、一番恐ろしいのは「生きている人間である」
と思わせる描写や言葉選びも天下一品なので刺激的で面白いです。
時々怖過ぎてそっと本を閉じ、続きを読もうか悩む時がある程です。
作者本人も「なんてものを始めてしまったんだろう」と語るように、
途中で終わることも恐ろしく、100話目にどんな結末を迎えるのか、
作者や読者にどんな『おそろし』が待ち受けるのか楽しみです。
ゲームでは家を建てたり、
動物と戯れたり、
畑を作ったりしています。