2023.03.03雑記
神戸の近代建築
総務経理課の森田です。
先日、用事で神戸に行った際、北野周辺をカメラ片手に観光してきました。
神戸と言えば居留地や異人館などの近代建築群が有名で、自分も何度か見に行ったことがありますが、北野は他にも建築家の安藤忠雄氏の初期の建築作品が多く残る場所としても楽しめます。
この「RIRAN’S GATE」は3棟のヴォールト屋根が特徴のビルで、
曲線や段差を活かしたスリットがあちこちに設けられていて、立体的に採光できる仕組みになっていて面白かったです。
「ROSE GARDEN」は2棟の外周をレンガの壁で囲いつつ、所々に建物のガラス張りの外壁が侵食しているような構造です。
レンガ造りとハーフティンバー風の鉄骨の意匠は、同じ北野の代表的な異人館「風見鶏の館」を彷彿とさせます。
2棟の間は螺旋状の階段と渡り廊下で接続されていて、迷路のような複雑さとコンクリートの外壁が、まさに安藤忠雄建築という感じで見ていて楽しいです。
今でこそテナントは減っていますが、昔はこの中庭でライブなどもよく行われていたようです。
神戸は色々なジャンルの建築があるので、何度行っても飽きません。
また機会を見つけて探検しようと思います。