2025.12.10現場日記
『捨ても大切』
寒い冬が足早に進んできましたね。
ミツイバウデザインの尾﨑です。
今回は、『笠木と捨て笠木』について話します。
笠木とはベランダや腰壁や屋上パラペット(手すり壁)、
塀などの頂部に取り付けられる仕上げ材(最終的な覆い)全般を指します。
一方、捨て笠木は、その笠木を設置する前に、下地として設置される予備的な防水部分(下地笠木)です。
捨て笠木の役割は近年新築施工で導入されることが多く、万が一、
最終的な笠木から雨水が侵入した場合にさらに内部への浸水を防ぐための二次防水層として機能します。
簡単にまとめると、笠木は「一番外側の覆い」、捨て笠木は「その下にある二重目の防水対策」と言えます。
捨てとは言え、とても重要な役目を担っております。
私も、捨て笠木の様にとまでは言いませんが重要な役目を担える人間になっていけたらと思います(笑)。

















